活動について

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About activities

技能検定(各県支部、組合、協会、会担当)

技能検定は,職業能力開発促進法に基づいて厚生労働省が実施,認定する国家資格制度です。
「シーリング防水工事作業」技能検定試験は,昭和53年に第1回目が実施され、今日まで続いています。
この間、多くのシーリング防水技能士が誕生し、全国の施工現場で活躍しています。

■シーリング工事のプロフェッショナルを育成

国土交通省の平成28年度版建築工事監理指針『9章 防水工事 9.6.4 施工(a)施工の体制』では、

1.

シーリング工事の場合、確実な防水性能を確保するうえで材料特性面より施工の技量に負うところが多い。
現在、シーリング工事に関しては1級技能士と2級技能士の公的資格があり、「標仕」では、技能士の適用が特記された場合は、
1級技能士が自ら作業するとともに、施工品質の向上を図るための作業指導を行うことにしている。

2.

シーリング工事では施工のほかに、事前検討や施工管理を含めて工事関係者との検討・調整等が重要である。
例えば、日本シーリング材工業会では、これらの技術及び知識を有する「シーリング管理士」を認定している。
「シーリング管理士」制度は昭和46年に発足し、昭和55年から実施された建設省総合技術開発プロジェクト
「建築物の耐久性向上技術の開発」においても、「シーリング管理士」の参画による効用が記述されている。

とあり、官公庁工事のほか民間工事でも、大型物件では技能士・管理士の採用等が図られるようになってきました。
とはいえ、有資格者が有効に活用されているかというと、そうした状態にはまだまだ遠いのが現状です。
シーリング防水の重要性、特に施工技術が品質に占める大きさからすれば、
一定水準以上の技能を持つ技能士がすべての建物で、その役割を果たしてこそ社会への貢献につながると、
私たちは考えています。

■シーリング防水技能検定受験者・合格者数推移

技能検定1級合格者

シーリング防水技能検定1級受験者・合格者数推移グラフ

技能検定2級合格者

シーリング防水技能検定2級受験者・合格者数推移グラフ

■防水施工職種・シーリング防水工事作業随時3級、随時2級 運営マニュアル(一社) 全防協技能検定委員会

監理団体・受け入れ企業各位
平素は技能実習制度のご理解ご協力をいただき誠にありがとうございます。
さて技能実習制度における防水施工職種については、現在シーリング防水工事作業のみが実施されています。
技能実習制度における随時3級、随時2級の技能検定試験の流れを以下、ご説明いたします。

<3ヶ月前>
都道府県職業能力開発協会(以下「職能」)に対して、随時級試験の実施依頼

実施の約3か月前に職能に随時級の実施依頼をします。この際、候補日を複数呈示する必要があります。
検定委員との調整は原則として職能がします。会場の手配は監理団体または受け入れ企業が行います。

<1ヶ月前>
架台、材料セットの手配

職能から届く実施要領をよく読み、準備を行います。
「試験会場で準備するもの」→受け入れ企業で準備します。
「受検者に支給されるもの」→受け入れ企業で準備します。
「受検者が持参するもの」→受検者に準備していただきます。
シーリング防水工事作業に関する架台、材料セット等については、各県支部、組合、協会、会担当が斡旋、頒布、レンタルを実施しています。検定材料及び検定架台販売は当HPよりお問い合わせ下さい。

<当日>
当日の流れ

職能職員、検定委員、監理団体担当者、受け入れ企業担当者、受検者、で構成されます。
受検者は検定委員以外との会話が禁止され、会場ではすべての写真撮影が禁止されます。

■検定材料の注文書について

検定材料の注文書は下記リンクからダウンロードしていただき、ご記入後FAXをお願い致します。

ダウンロードはこちらから

FAX送信先:022-302-4784(東北シーリング工事業協同組合)

PCBの廃棄について(サンプル調査依頼先のご案内)

詳細は日本シーリング材工業会(JSIA)のホームページに載っていますので、そちらをご覧ください。

URL:http://www.sealant.gr.jp/tec/pcb